医療型障害児入所施設　沖縄整肢療護園

リハビリテーションは、医師の診断と指示のもとで理学療法士（PT）作業療法士（OT） 言語聴覚士（ST）の専門スタッフが、お子さまの持っている能力を最大限に発揮できるようにマンツーマン体制でリハビリを行っています。
また、日常生活において育児援助や発達を促すことを目的に補装具類（座位保持装置・装具 ・歩行器など）の紹介や作製にも関わります。
地域の療育機関や特別支援学校などへ通われているお子さまへは、より良い療育活動ができるよう地域と連携しての支援活動も行っています。 　

「座る」「立つ」などの姿勢を保つことや、「起きあがり」など姿勢を変えること、「寝返る」「這う」「歩く」など移動することなどの基本的な身体活動の発達を促すようなお手伝いやご家族へのアドバイスを行います。
お子さまの能力や必要に応じて安定した姿勢を保つための椅子や移動手段を助けるための車椅子や歩行器などの補装具類の紹介や作製にも関わります。 　

作業療法では、お子さまの発達段階や生活状況を評価しながら、さまざまな活動を通して、運動や認知面の発達、社会性の拡がりを促しています。
課題に応じてお食事やお着替え、玩具の使い方などを練習したり、本人に合わせて椅子や自助具などの環境を調整したりします。また、年齢に応じて家事練習等自立生活に向けての準備をサポートします。

言語聴覚療法では、「ことば」や「コミュニケーション」、「お食事面」の発達に向けて、お子さまやご家族へお手伝いやアドバイスを行います。お口の機能やことばの発達、他者とのやりとり、１人１人に合ったコミュニケーション手段の獲得を促し、またご家族に対しては、ことばを伸ばす関わり方、お口の動きを促す方法、食形態や最適なお食事方法などについてのアドバイスを行います。