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 新施設に移転したばかりの沖繩整肢療護園は4日、園庭の整備作業を行い、芝生の植えつけを終えました。また、園庭にチョウを呼ぼうと、オオゴマダラ(マダラチョう科)の食草であるホウライカガミ(キョウチクトウ科)の苗を植栽しました。

 植栽整備が行われたのは通園部「わかたけ」と第3病棟、隣接の那覇特別支援学校に囲まれた中央園庭。広さ約450平方メートル。引っ越しの物品搬入の終了を待って行われたため、植栽整備は移転後の作業になりました。

 ホウライカガミは施設の軒下にある通学路にそって12本植えられました。活着次第、つる垣も検討するとのことです。オオゴマダラは白く目立つ大きなチョウで、かつて「新聞チョウ」とも呼ばれ親しまれてきました。蛹が黄金色に輝くこともあり、県内でもよく飼育されています。

 オオゴマダラが食草のホウライカガミに産卵、幼虫はこの葉をたべて生長し美しいチョウへと羽化します。チョウと施設利用の子供たちが仲良く遊ぶーそんな楽しい日が早くやって来るといいですね。

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2013年12月06日