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 那覇市寄宮で今年2月から改築工事が進められていた沖縄整肢療護園が完成、仮住まいの那覇市古波蔵から1日、移転しました。新居の片づけが一段落した3日午後、園では新病棟の落成を祝うセレモニーが行われ、居合わせた全員と利用者の父母、地域代表らが集い新館の落成と新生活のスタートを祝いました。

 

 那覇市寄宮の現在地は1960年(昭和35年)3月、沖縄県内初の肢体不自由児施設として沖縄整肢療護園が開園した、いわば沖縄の障がい児療育発祥の地。1年1カ月間、一時移転施設での慣れない日々がありましたが、創園の地に完成した真新しい施設に利用者や   スタッフともども晴れ晴れとした表情をみせていました。

 

 セレモニーは、新館の玄関でおこなわれ、稲福恭雄園長や利用者代表の國吉沙織さん、父母代表の津嘉山幸子さんらがあいさつ、利用者代表によるテープカットに続いてくす玉が割られ、全員の拍手で新病棟の落成を祝いました。
 会場には地域から宮城区の宮城宜子さんも駆けつけ、「園とはもう50年のお付き合い。自治会では再び地域交流に迎えたいと話しています」と、歓迎していました。
 改築工事と第3病棟改修工事の完成祝賀行事は沖縄小児発達センターB棟完成を待って来春、挙行予定です。

 

移転セレモニー05

2013年12月04日